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「YURENIKUI スタンダード」をレビューします
こんにちは。ライターのクロオカです。
マラソン経験は湘南国際マラソン(2015年/神奈川県)、武相ハーフマラソン(2017年/東京都町田市)の2度だけですが、月間50〜100km程度のランニングを20年以上続けているジョガーで、初期モデル(2015年発売)を6年間、最新モデルを3カ月使った僕が「YURENIKUI スタンダード」をレビューします。
内容としては・・・
●ポーチの収容力はどうなの?
●有名スポーツメーカーではないけど大丈夫なの?
こう言った疑問にお答えします。
揺れないけど、ゆるみます。

まったく緩まないランニングボトルポーチなど存在しない。それを踏まえて選びましょう。
ボトルはまったく揺れないけど、走っていくうちにベルトの位置は変わります(ゆるむ)。
「YURENIKUI」は本当に揺れにくいのか?と聞かれたら、僕はそう答えます。
どれだけしっかりと締めても、ボトルが満タンの状態で上り坂を上れば、重みでフロント部分がせり上がってきます。呼吸の仕方や筋肉の使い方によっても、ポーチとウエストの関係は変わっていきます。
付け加えるなら、ウエアの部分的な摩耗も避けられません。破れることはありませんが、繰り返して使っているうちに生地がささくれ立つような状態になります。
それでは話にならないよ、という方はボトルポーチをお使いにならない方がいいでしょう。ベストやリュックなど、他の商品の購入を検討されることをオススメします。
その程度のことは理解している、それを踏まえてコストパフォーマンスの高いランニング用ボトルポーチを探しているという方は、ぜひこの先へ進み、「YURENIKUI」の特徴を知ってください。
”揺らさないための工夫”が随所に!
「YURENIKUI」が”揺れにくい”最大の理由は、ホルダーとポーチの面積が広いこと。ポーチとホルダーをひもつないで縛るより、帯に縫いつけた方が身体と接する面積が広くて安定する、という発想だったのではないかと思います。
そこからよりスマートなデザインを追求してブラッシュアップを重ねられた現行モデルには、「神は細部に宿る」という格言そのままの技術—”揺らさないための工夫”が施されています。

腹部のフィット感が高くなりました。
1つはポーチの右側のところ。バックルの下まで生地を伸ばしたことで腹部のフィットが格段に高まりました。

上部と下部でマチ(厚さ)を変えています。
2つめはポーチの形状。下部の幅を少し絞ることによって、上下動時に感じる重みと揺れを軽減しています。

ウエストサイズ60〜96cmまで対応の調整ベルト。先端にマジックテープが付いているので……

このようにくるくるとまるめて束ねておくことができます!
3つめは調整ベルト。「YUREKUI」の調整ベルトはマジックテープ付き。ベルトの余った部分をくるくると巻いて止めることによってベルトの緩みを低減できます。見た目もスマートで走っているときに邪魔になりません。

ボトルホルダーの仕様は初期からそれほど大きく変わっていません。安定しています。
ボトルホルダーは、初期モデルからそう大きく変わっていないと思います。ベルトとゴムでペットボトルを固定。500mlのペットボトル(サイクルボトルにも対応)をセットしてベルトとゴムを軽く締めれば、ボトルの形状や硬さ、ドリンクの残量にかかわらずしっかりとホールドしてくれます。
よほどきつく閉めない限り、ランニングの出し入れにストレスを感じることはないですよ。もちろん、ランニング中にペットボトルが落ちたことは、ただの一度もありません。
ジョギングもフルマラソンもスタンダードで大丈夫!

スマホ(iPhoneSE)のほか、コンパクトカメラ(sony Cyber-shot)やマスクなども入れて走っています。
「YURENIKUI スタンダード」の前面ポーチのサイズは、横18cm×縦11cm×奥行き(マチ)上部5cm/下部2.5cm。最新の大画面スマホ「iPhone14 PRO MAX」(6.7インチ/16.07cm×7.76cm)も収納可能です。
マチは上部で5cm。それほど厚くありませんが、膨らみのある形状になっており容量は見た目以上。僕は写真撮影が趣味なので、スマホと一緒にミニ三脚やコンパクトカメラを収めて走りにいくことも。ミニ三脚はクネクネ脚タイプであれば全長20cmくらいでも収められますよ。


マラソンではサプリメントなどを。ゼリータイプもすっぽり収まります。
マラソン当日は、スマホのほか、ゼリー状のサプリや貴重品(折りたたみ財布、ICカード、コインケースなど)、タオルハンカチ、マスクなどを収めるのに最適です。

ロゴのところにもファスナーが。開け閉めしないと固まってしまうので使ったほうがいいです。
ファスナーはボトルホルダー横の「YURENIKUI」のロゴのところにもあります。マチがほとんどないコンパクトなスペースなので、キーケースやキーホルダーを収納するのによさそうです。

前面のメッシュポケット。顆粒状のサプリやバーの収納に最適。

ホルダー横にもメッシュポケットがあります。
「YURENIKUI スタンダード」には、ポーチのほかにストレッチの性の高いメッシュポケットが2つあります。場所はポーチの前面とホルダーの横。マラソンのとき、プロテインバーや顆粒状のサプリメントを入れておくのにいいですよ(サイトではホルダー横のポケットにスマホを収納している写真が掲載されていますが、やめたほうがいいです)。
参考までにお伝えしておくと、「YUREKUI」シリーズには「YURENIKUI スタンダード」のほか、走りを追求した「YURENIKUI PRO」、左利きの方に適した「YURENIKUI スタンダード サウスポー」、2本のペットボトルを収納できる「YURENIKUIダブル」、収納力を重視した「YURENIKUI TUBE」、ウルトラマラソンやトレイルレースに特化した「YUREKUI タント」などがあります。用途に応じて使い分けるのもいいかもしれませんね。
すべてに満足。6年間、一度も買い換えようとは思いませんでした。
「YURENIKUI」は大阪、名古屋、東京に店舗を持つランニング・ウォーキング専門店 RUN-WALK Style(ラン・ウォーク スタイル)が開発したランニングポーチ。
「YURENIKUI」のネーミングやロゴに不安を覚える方がおられるかもしれませんが、商品のクオリティについては1ミリも心配は無用です。

湘南国際マラソンではA社のポーチを使用。サプリメントを詰めて走ったら上下の揺れがひどくてストレスを感じました。
僕は数年前、有名なスポーツブランドA社のランニングポーチにサプリメント類を詰めて湘南国際マラソンを完走。その1年後にYUREKUIで武相ハーフマラソンを走ったとき「YUREKUIならフルマラソンをもっと楽に走れたに違いない」と思いました。

今はシーズンを問わずウオーキング・ジョギング時はYURENIKUIを使っています。
そして、それから経年劣化でファスナーの開け閉めができなくなるまでの6年間、一度も買い換えようとは思いませんでした。いつでも水分補給ができる状態でストレスを感じることなく走ることができる。そんな信頼感が揺らぐことがなかったからです。
好きなブランドのものを身につけて走ることで気持ちがあがる。その感覚はよく理解できるのであなたの好きなブランドを否定するつもりはありません。でも先入観を棄てて一度身につけてみれば、きっと驚かれると思いますよ。比類のない安定感・安心感がありますから。
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