webライターとは~コピーライター、フリーライターとの違い~ | クロオカノート
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webライターとは~コピーライター、フリーライターとの違い~

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ライターという仕事を分類すれば

ライターという仕事に明確な線引きはありません。しかし、SNSやブログのプロフィールを作成する際には肩書きがあったほうがいいでしょうし、女子中高生の間では将来の仕事として「文章を書く仕事(作家・ライターなど)」の人気が高まっている(中高生が思い描く将来についての意識調査2019/ソニー生命)ようなので、ざっくりですが、僕の見識の範囲で分類しておこうと思います。

コピーライター

広告代理店のクリエイティブセクションに所属し、新しい商品やサービスのプロモーション全般にかかわる文章を作成する人。大きな広告賞を獲得して独立・起業する人もいればフリーランスとなって在社時代のクライアントの仕事を続ける人も。

フリーライター

クライアント(出版社、編集者、広告出稿者など)が求める文章を、取材・調査に基づいて作成・提供する個人事業主。編集プロダクションや制作会社等で経験を積んで独立するのが主流。
詳しくはこちら

webライター

ホームページ、ブログ、メールマガジンなど、webメディアに特化したライター。スタートのハードルが低いので副業としても人気で、自身で運営するブログでの収益化に成功し、アフィリエイター、ブロガーとして生計を立てている人も。

コピーライター、フリーライター、webライターの関係性

はじめて受注した仕事の単価では、ほぼ間違いなく(1)コピーライター(2)フリーライター(3)webライターの順でしょう。フリーライターの僕自身、大手広告代理店に在籍し有名な賞を獲ったコピーライターを取材した時、報酬がひとけた違うのを痛感しましたが、1文字1円にも満たないような新人webライターの単価で仕事を受けたことはなありませんので、経験則からはこのように。

関係性をわかりやすく伝えるなら、A社の新商品のネーミングとキャッチコピーをプランナーと一緒に練り上げ、決定するのがコピーライター。その新商品の開発担当者を取材して、紙・web媒体の記事広告枠(PRページ)で紹介するのがフリーライター。その新商品をつかってみて、webメディアやブログでユーザーの視点でレビューを書くのがwebライターというところ。

飲み屋やバーで、偶然、その商品にかかわっている者どうしが知り合い、意気投合。コピーライターがフリーライターやwebライターに、ちょっとした調査や情報収集を依頼することはあっても、その逆はきっとないでしょう。

webライターという仕事の魅力

webライターとは~コピーライター、フリーライターとの違い~

文章を書く力があれば、いつでも始められる

これがwebライターの一番の魅力だと思います。クラウドソーシングサイトの募集条件、依頼条件はあまりに過酷で泣けてきますが、僕がライターになることしか考えていなかった20代のとき、クラウドサービスがあれば間違いなく応募したでしょうね。無料でいいから一度書かせてくれと思って転職活動をしていましたから。

副業でも高収入を得るチャンスがある

クラウドソーシングサイトを見ていると、本業で得た知識や経験を活用できる案件がけっこうあります。業界でいえば、金融、IT、web、不動産などがそう。独立し、業界誌・専門誌のライターをめざすのはかなりリスキーですが、副業ならリスクはありません。本業を続けている限りネタには困らないので、外部の依頼を受けず、自分のブログとSNSでマネタイズするという道もあります。

webライターという仕事のネガティブな部分

webライターとは_webライターという仕事のネガティブな部分

原稿料の単価が安い

内製化が進んでいるwebメディア企業なら、固定給で自社運営メディアのライティングに専念できるかもしれませんが、未経験の副業ライターやフリーランスの多くは、格安の料金でのスタートを強いられます。

さきほどちらりとクラウドソーシングサイトを覗いたら、公募案件の多くは文字単価1円前後のブログ記事。
20~30名の登録者が応募してくれるのですからコストを抑えてSEO記事を量産したい発注者にとってはいいサービスと言えるでしょうが、2,000文字×5本で5,000円~1万円などという価格設定をみると、ブラックだなあ、と僕は思います。

たとえお試し期間だったとしても、そこからスタートさせる発注者が、5円、10円と単価を上げてくれるとは思えません。空いた時間を使った小遣い稼ぎと割り切っているのなら止めはしませんが、ニーズに応える仕事ができるようになったら長居は無用。自身でブログを立ち上げ、好きなこと、得意なことを記事にして収益化をめざすことをおすすめします。

参考までにお伝えすると、web、紙媒体とも首都圏とそれ以外ではおなじ仕事をしても原稿料には明確な差があります。東京で2万円なら、大阪では1万7,000円。他の地方都市では1万5,000円が目安です。
フリーランス ライターの年収
ライター歴30年、フリーランス歴17年の僕がフリーライターの年収について書きました。収入アップの鍵はズバリ、取材案件の獲得です。
フリーライターになるには
リーマンショックや新型コロナを乗り越えて30年以上生き延びてきたフリーランスの筆者が、フリーライターになる方法を教えます。

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