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米28日後場は日経平均株価が、前日比83円14銭高の3万8371円76銭、TOPIX(東証株価指数)が、同11.32ポイント高の2692.12ポイントとそろって続伸して取引を終えた。前場は為替市場で円高が進んだことが嫌気され、下落する場面もみられた。
売り一巡後は手がかり材料難のなか、為替相場の落ち着きもあり下げ幅を縮小。現地28日の米エヌビディアの決算発表を控え、積極的な売買は限られているなか、後場に入り上げ転換。弱含む場面もみられたが取引終了間際の15時には、日経平均が同111円29銭高の3万8399円91銭を付けるなど、高値圏で取引を終えた。
東証プライム市場の出来高は13億7271万株。売買代金は3兆2680億円できのう27日(3兆2309億円)に次ぎ、今年に入り3番目の少なさだった。騰落銘柄数は値上がりが600銘柄に対し、値下がりは989銘柄と値下がりの方が多く、変わらずは57銘柄だった。
東証グロース市場250指数が5日ぶり反落。利益確定売りが先行した。タイミー <215A> 、QPS研究所 <5595> 、アストロスケールホールディングス <186A> などが下落。カバー <5253> 、フリー <4478> も軟調だった。トライアルホールディングス <141A> 、ビリングシステム <3623> は高い。ドリコム <3793> はストップ高。スタンダードでは東映アニメーション <4816> が買われた。
4490ビザスク
①1,727円(09:00)→1,710円(09:00)△1,700円
②1,710円(09:01)→1,690円(09:01)△2,000円(△3,700円)
③1,687円(09:10)→1,668円(09:10) △1,900円(△5,600円)
④1,666円(09:19)→1,655円(09:19)△1,100円(△6,700円)
⑤1,651円(09:24)→1,668円(09:25)+1,700円(△5,000円)
⑥1,620円(09:31)→1,633円(09:32)+1,300円(△3,700円)
⑦1,641円(09:37)→1,646円(10:07)+500円(△3,200円)
⑧1,650円(11:13)→1,665円(11:18)+500円(△2,700円)
⑨1,646円(11:23)→1,651円(11:21)+500円(△2,200円)
⑩1,644円(12:30)→1,647円(12:38)+300円(△1,900円)
⑪1,649円(12:57)→1,653円(13:01)+400円(△1,500円)
⑫1,648円(13:10)→1,653円(13:17)+500円(△1,000円)
⑬1,663円(13:40)→1,653円(13:46)△1,000円( △2,000円)
⑭1,652円(13:50)→1,658円(13:51)+600円(△1,400円)
⑮1,652円(13:56)→1,656円(14:02)+600円(△800円)
⑯1,670円(14:36)→1,676円(14:54)+600円(△200円)
NVIDIAの決算を前に売られることを想定し、寄りつき直後は下落からのリバウンドを狙ったが、考えもしなかった値幅で陰線を連発。-10円以内に損切る入れる暇さえ与えてくれず、開始10分で過去最大6,700円のマイナス。米国のひとつの会社の決算が、半導体とは関連のないグロース銘柄にここまで影響を及ぼすとは・・・。見込みが甘かった。
ビザスクの出来高は昨日より高くて値動きは多いものの相場は弱く、グロース指数からも急騰は考えられなかったので、急落からのリバウンドを基本線にしながらレンジ相場で3~5円の値幅を確実に獲っていく戦略を徹底。
相場が強い方がやりやすいのは確かだが、この銘柄ではこの戦略がハマる。ソラコムとビリングシステムはクセが強くて板の数値をそのまま受け取れないので、この戦略でいける銘柄をいくつか見つけなくては。
・米国半導体市場の主要企業が日本市場に及ぼす影響の大きさを知った。
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