マーケット
米国株が高安まちまちだったものの、足元の下落に対する反発が先行し東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。年金と思われる買い観測は根強く、寄付き後の日経平均は36898.28円まで上昇したが、為替の円高進行などが重しとなり前日比マイナス圏に突入。
今晩の米雇用統計への警戒感も高いことから積極的な売買は手控えられて、後場は弱い地合いが続いた。大引けの日経平均は前日比265.62円安(-0.72%)の36391.47円となった。東証プライム市場の売買高は16億8430万株。売買代金は3兆8553億円。業種別では、機械、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが下落した一方、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、小売業、その他製品、食料品の5セクターのみ上昇した。
東証グロース市場指数は下落して始まったものの、寄り付き直後をきょうの安値に下げ幅を縮める展開に。後場中頃にプラス転換した後は、小高い水準でこう着となった。日経平均も朝方の急落から下げ幅を縮めたものの、プラス圏転換とはならず相対的にグロース市場の強さが目立った1日となった。
個別では、18.62%高となったエッジテクノロジ<4268>が上昇率トップに。千葉銀行がTOBを実施し同社の完全子会社化を目指すことになり、TOB価格にサヤ寄せする格好となった。カジノ関連のテックファームHD<3625>、ライドシェア関連のアディッシュ<7093>の他、坪田ラボ<4890>やヘリオス<4593>などのバイオ株にも物色が見られた。売買代金上位銘柄では、GENDA<9166>、セルシード<7776>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、ビーマップ<4316>、KIYOラーニング<7353>、コンヴァノ<6574>がランクイン。
一方、18.74%安となったスペースマーケット<4487>が下落率トップに。短期資金の関心が剥落したとみられる。イシン<143A>は信用取引規制が嫌気された。売買代金上位銘柄では、タイミー<215A>、カバー<5253>などが小幅に下落。その他値下がり率上位銘柄では、Unipos<6550>、カラダノート<4014>、T.S.I<7362>がランクイン。
4490ビザスク
出来高 102,400
予定どおり09:03/1613円に指値を入れて待ったものの、警戒心が働いて寄りつきを待たずに取り消し。
すでにNVIDIA決算と米雇用統計発表前にかなり売られているので大暴落はないと考えていましたが、寄りつきはなかなかうまくいきません。
グロース指数が強かったので、その後は急落にこだわらずにポジションをとりましたが今日は結果が伴いませんでした。
3623ビリングシステム
出来高 570,400
前場はもみあいの場面で細かな値幅を拾うことができました。急落からのリバウンド狙いが基本戦略ですが、生命線はこれ。リバウンドと上値狙いが不発でも、この戦い方ができれば生き残ることができるはず。
課題は上値を追うとき。後場から株価が上昇を続けたので上値狙いに切り替えましたが、タイミングが遅いと自覚しながら、値動きが激しくなると熱くなって追ってしまいました。「上値を追うときは損切りラインを上げる(500円)」というルールも忘れており、何やっているのかと・・・。猛省しないといけません。
14時回った頃には例によって買い板が不自然に厚い状態になったため、手じまいとしました。
176Aレジル
出来高 168,500
4つめの監視銘柄。板に適度なスプレッドがあり、出来高は10万株以上。特におかしなクセがないのでポジションをとってみました。後場から下げたので様子を見ましたが、ソラコムよりはやりやすいと感じました。
今日の振り返り
上値の追い方が悪すぎる。上昇中に下げを期待するのはダメだし、熱くなって追いかけるのはもってのほか。底値付近で追えなかったときは潔くあきらめること。また上値を追うときは損切りラインを上げて保持(持ち越しは厳禁)も考えてみること。すぐに利確するのはレンジ相場と急落のときだけ。
トレード収支
2024年9月の収支 △520円
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