【トレーディングノート】2024年8月24日 | クロオカノート
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【トレーディングノート】2024年8月24日

グロース250指数

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マーケット

23日の日経平均株価は前日比153.26円(0.40%)高の3万8364.27円と続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は948、値下がりは641、変わらずは55と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。

23日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数262、値下がり銘柄数302と、値下がりが優勢だった。

 個別ではWill Smart<175A>、イオレ<2334>、キャンバス<4575>、コンヴァノ<6574>、キューブ<7112>など7銘柄がストップ高。SBIレオスひふみ<165A>、シェアリングテクノロジー<3989>、ペイクラウドホールディングス<4015>、ボードルア<4413>、ヘリオス<4593>など10銘柄は年初来高値を更新。リネットジャパングループ<3556>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>、和心<9271>、勤次郎<4013>、Institution for a Global Society<4265>は値上がり率上位に買われた。

 一方、セルシード<7776>が一時ストップ安と急落した。オプロ<228A>、Birdman<7063>は年初来安値を更新。モダリス<4883>、デジタルプラス<3691>、Veritas In Silico<130A>、タイミー<215A>、データセクション<3905>は値下がり率上位に売られた。

4490ビザスク

ビザスク

4490ビザスク 出来高54,000
①1,562円(09:01)→1,570円(09:07)+1,800円
②1,576円(09:50)→1,589円(09:56)+1,300円(+3,100円)
③1,556円(12:47)→1,556円(12:58) ±0(+3,100円)

出来高は前日の半分以下で寄りつき直後からほとんど動かず。そのなかで10円以上の利確を2つ穫れたのは大きい。③はグロース250指数が上昇していたのでポジションをとってみたがプラス圏まで反発しなかった。

147Aソラコム

ソラコム


ソラコムの前場



ソラコムのフル板。買い板がこの厚さなのに株価はいっこうに上がらない

147Aソラコム 出来高217,200
ポジションとれず

スプレッドがなく狭いレンジ(2~3円)のもみ合い。
気付けば買い板には1,000~3,000の数字が並んで並んでいたが、株価はいっこうに上がらない。
後場に入って段階的に10円程度上昇も、状況が大きく変わることはなかった。
ある投資家は「買い板が厚いのに株価が上がらないのは、本当に欲しがっている投資家が少ないためで、一気に売り崩される危険性が高い」と指摘されていた。結局、最後まで売り崩されることはなかったが、こういう状況になったときの対処として憶えておきたい。

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例えば売り板が300株ずつ程度の並びに対して買い板は5~10倍規模、1500~3000株ずつで構成されているケースだ。こういう場面は何度も目にしたことがあるだろう。

見るからに買いが強く、いずれ上がるとしか思えない。

仮に上がらずとも、ここを売り崩される心配などないだろう。

デイトレに慣れない人はきっとこういう思考になる。

時には20倍規模で並んでいる場合もあったり、1ティックおき、2ティックおきなどで分厚い買い板が用意されていることもあり、様々な構成を見ることが出来る。

そういう場面になったら必ず上に行く、必ず下に行くというわけではない。

株は、デイトレードはそんなに単純なものではない。

見るからに上に行きそうなこの板状況で、あえて確率を言うならば7~8割が下へ、2~3割が上へ行くだろう。ただ確率であり、参考程度に留めておいて欲しい。

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多くの株数が欲しい時、どうすれば効率的に買い集められるだろうか。数百株、数千株ではない、もっともっと多くの株が欲しい時だ。普通に売り板を食ってもたかが知れている。

ならば売り板をズラリ並べるのが効率的だ。

そうすることで「上がる気がしない」と思った人たちが諦めて売る。

時間をかけてそれを拾い続けていけばかなりの株数が買い集められるはずだ。

反対に売り抜けしたい場合(高値で売り抜けたい)、買い板をズラリ並べておくことで個人投資家の売りで下がる可能性は少なくなる。ある程度の売りが出ても受け止められるからだ。

その上で強さを確信した個人投資家たちに上値で売り続けていくのだ。

これも時間をかけることでかなりの株数売り抜けることが出来るだろう。

予定数買い集め、売り抜けが終わったらそのズラリ並んだ板の出番は終わる。一気にクロス取引などで均衡状態を終わらせにくるのだ。

株は買いと思ったら売り、売りと思ったら買いという格言がある。

この板の流れはまさにこの格言通りと言えるだろう。

3623ビリングシステム

ビリングシステム

3623ビリングシステム 出来高430,400株
①1,485円(10:23)→1,474円(10:31) △1,100円
②1,451円(13:16)→1,461円(15:25)+1,000円(△100円)
③1,458円(14:12)→1,464円(14:23)+600円(+500円)

①は売り板が不自然に厚い(件数1ばかり)状況だったので成り行きで買って上昇を期待したが下落して損切り。
②は落ちてきたところを拾えたが、1500~1800の厚い板がジワジワと売り崩されていく。どうにか反発してくれたが、ソラコム同様に買い板が厚いのに株価が上がらない状況が続いた。
③はスプレッドの間隔が良かったので迷いなく買えた。このくらいの値幅を何度も繰り返してとっていくのが理想。

今日の気づき
大量の株を安く手に入れたいから売り板を厚くする。大量の株を高く売りたいから買い板を厚くする。自分とは比較にならないほど大きなスケールでデイトレをしている投資家の心理も考える必要がある。

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